外部環境との一体化

外部環境を意識して建物のデザインしてみませんか?屋外の美しさを取り入れるための3つのヒントを参考にしてください。

開口部製品はもはや出入りするためだけに使われるものではありません。今や外部環境と繋ぐ重要な役割を担っています。上手くデザインされた居室と出入り口は、外部環境との一体化をより強くし、壮大な起伏のある風景や質素な中庭を望む場合でも屋外の美しさを家に取り込むことができます。

壁の向こう側の世界と繋がりたいという願望は今に始まったことではありませんが、建築や製品デザインの向上により、建築の限界に挑戦することができるようになりました。注意しなければならないことは、建物に入居した後で、設計過程で忘れられていた実用的な要素が明らかになることです。あなたの住宅にとって最良の結果を得るために以下のことを検討してみてください。

何が重要かをはっきりさせます
時間をかけて目的を考え、それをデザインの決定に役立てましょう。遠くの美しい景色を眺めるのが目的なら、インテリアに気を取られることなく、その景色とつながるような開口部をデザインする。庭でくつろぐことが目的なら、室内から室外へできるだけ簡単に移動できるような開口部をデザインします。

フレームに囲まれた景観
「壁」や「開口部」という考え方ではなく、「フレームに囲まれた景観」という視点で考えてみましょう。その「フレーム」をどこに置き、部屋のどの位置からその景観を眺めれば最適かを。

雑念を排除するデザイン
大開口部は建物を屋外と一体化させ、光と風を取り入れますが、虫や陽射し、プライバシーの面で妥協が生じます。開口部に網戸や厚手のカーテンを取り付けることもできますが結局は視界が遮られてしまいます。

画期的なCentor一体型製品は、窓、スクリーン網戸、シェードシステム、ハードウェアを一体化。内蔵されたスクリーン網戸とシェードシステムは製品に格納され必要なときだけそこにあります

カーテンも必要な場合は、製品ラインをすっきりさせるため、レールを天井と壁の折り返し部分に埋め込んでみてはいかがでしょうか。

その他、屋内から屋外へのシームレスな移動を実現するバリアフリー下枠や廻り縁の代わりに日影線を使うこともありえます。カラー仕上げや素材選びの統一感も家の外観や雰囲気に影響するので、開口部の向こうの世界に焦点を当てるためデザインはシンプルに。