



マラ博士と夫のグレッグさんは、子供が生まれた後、家族が大きくなるにつれて住まいが手狭になったと感じていました。仕事を持つ二人は、建築家のアンドリュー・ギルデアさんに依頼して、寝室が2つあった家を5つの寝室とオープンプランのリビングエリアのある家に改築しました。「私たちの夢は、メインの生活空間を屋外とつなげて、屋外の雰囲気を生活空間の中に取り込むことでした」とマラさんは言います。
新しい間取り図では、2組の一体型折れ戸が2階のバルコニーに通じるエクステンションに設置されています。ドアにはスクリーン網戸/シェードシステムが備わっており、西向きの自然豊かな環境にある家を害虫から守り、日光やプライバシーをコントロールします。「午後、太陽の光を調整するためにシェードシステムを使っています。スクリーン網戸/シェードシステムを夜に開けておくと、心地よい風が入ってくるので素晴らしいです」とマラさんは言います。「私たちのために作られたような気がします。本当に素晴らしいです。」
マラさんは一体型ドアによって、季節にかかわらずいつでも家を快適に楽しめるようになったと話します。「ドアの二重ガラスのおかげでエアコンの効率がはるかに上がり、シェードシステムでもう一つのレイヤーができます。これが本当に素晴らしいのです」とマラさんは言います。「涼しい日には、この快適なリビングエリアでドア越しに美しい景色を楽しむことができます。夏にはドアを開けるだけで境界が無くなり、リビングエリアが広がるように感じます。 これらのドアのおかげで、一年中楽しめる屋内外の生活空間を作ることができました。そして、見た目も華やかです」とマラさんは話します。
プロジェクトの建築家であるアンドリュー・ギルデアさんも、このドアシステムの美学が期待を超えたと話します。「美しい。シンプル。そして、すっきりしている。」彼は、一体型ドアの考え抜かれたデザインを高く評価しているそうです。「これは単なるドアではなく、信念の結晶です。信念やマントラを持った誰かが、それを貫いてデザインしたことが伺えます」とアンドリューは言います。
この一体型ドアという新しいコンセプトをアンドリューさんに紹介したのはマラさんとグレッグさんでした。アンドリューさんは、今後もこのドアセットを使っていくつもりだと話します。「完全に心を奪われました。ぜひ他の人にも使うように勧めたいです」と言います。
リノベーションを終えた今、このご夫婦は家に人を招待していますが、マラさんによると、一体型ドアがゲストの間で大きな話題になっているそうです。「ゲストはドアの美しさや機能に驚いて、10年前にリノベーションした時に、このような素晴らしい製品があればよかったのにと思うそうです」とマラさんは言います。
約2年間にわたる計画の末、マラさんはついに、屋外とつながるリビングエリアのある理想郷を手に入れたと話します。「部屋に足を踏み入れると、ただただ穏やかな気持ちになります。とても快適です。」